東京オリンピック 決定!!
\(^o^)/おめでとう、2020 道草リーダーは、東京のオリンピック招致プレゼンテーションから最終発表まで、ず〜っとドキドキして眠れず生中継を見続けてました。 日本中で同じような思いでその瞬間を待っていた人々と、この大きな喜びを一緒に味わえて最高にうれしかったです!! 発表の頃、丁度空が明るくなってお日様が差したと思ったら雨が降って来て、東京の空には虹がかかったんですって、素敵な神様の演出ですよね

ガールスカウトとしても、何かオリンピックのお手伝いに参加できるようにがんばりましょう


日本チームのプレゼンテーションは本当に本当に素晴らしかったです。
道草リーダーは、これから、みんなのプレゼンテーション(人に向けて発表し伝える)力を、さらに力を入れて、きたえていきたい!と強く思いました。 いくら勉強しても、本を読んでも、考えていても、相手に思いが伝わらなければ、何も始まりません。 もし、どうしても話すことが苦手なら、文章を書いても、絵を描いても、歌をうたっても、曲を書いても、ダンスしたっていいのですけれど、そこには伝えたいメッセージが必要です。 人は「自分を分かって欲しい」動物ですよね?
「自分はどんなことを思っていて、それを誰に伝えたいのか」、考えてみてください。
まず、最初は、
「リーダー、聞いて聞いて、あのね…」
で、いいんですよ^^ 繰り返していくと、本当にだんだんと思いを人に伝えるのがうまくできるようになっちゃいます。 一人のひとから大勢の人の前まで、なんでもやってみることです。
リーダーは、今、お家の事情で団キャンプにも行けず、活動を長いことお休み中ですけれど、その間のことをみんなから聞かせてもらえる時を楽しみにしています。
さて、以下は、オリンピック招致のプレゼンテーションを聞いて、大興奮したリーダーの感想です^^; リーダーの感想はともかく、終わりの方に佐藤真海選手のメッセージの全文をのせてありますので、ぜひ、読んでみてくださいね。
高円宮(たかまどのみや)久子妃殿下(ひでんか)の優しいほほえみの中にも気品あふれるフランス語と英語での、東日本大震災に対するIOCからの支援に対する御礼のごあいさつ。 オリンピックでは創始者のクーベルタン伯爵に敬意を表してフランス語が第一公用語なのだそうで、フランス語で伝える意味はとても大きかったのです。 みなさんも皇室の方々が、なぜ世界で日本で尊敬されるお立場にご存在し続けられているのか、あのお姿を拝見しお言葉をうかがって、なんとなくでも分かったのではないでしょうか?
次に登場した明るく元気なお姉さんは、パラリンピックの走り幅跳び選手、佐藤真海さんです。 いろんなスポーツが得意でチアリーダーとしても大活躍していた大学生の時に、突然病気で足を切断するという大きな悲しみ苦しみの中から、再びスポーツをやることで夢と希望を取り戻されたこと、東日本大震災でご家族も被災された中でも、もっと大きな悲しみ苦しみを思い、自分の力を尽くしたいという熱い思い、スポーツを通じて世界の人々に伝えたい思いが体中から燃え立つようでした。
元皇族の竹田会長は、上品で控えめ、ロビー活動も苦手な大人しい方のように思っていましたが、缶コーヒーのCMじゃないけれど、「何かを振り切った人は強い」ものですね。 本当に頼もしい力強いリーダーとして、最後の最後まで力を振り絞っていらっしゃいました。
スポーツ用品ミズノの元社長・水野さんは、日本人とは思えない程のチャーミングな方で、顔の表情、ボディーアクション、明瞭な発声、どんどん引き込まれる話しぶりは、お見事〜!と大拍手でした。 この社長さんだからこそ、ミズノの躍進もあったのでしょう。 日本のオジサマ方も、なかなかやりますね〜!
奥様を亡くされたばかりの猪瀬都知事は奥様の写真入りペンダントを胸に、小さな身体からダイナミックな言葉手振りで思いきり思いのたけを伝えようと全力で立ち向かわれ、奥様と二人分なのでしょうか、大きな体の人に全く負けない素晴らしい存在感でした。
滝川クリステルさんのフランス語による「お・も・て・な・し」のプレゼンも印象的でした。 何度も聞いたことのあるような日本の良い所的なお話であっても、その人の伝える力によって、こんなにも人々の心に響き、留まるものだという素晴らしいお手本でした。
フェンシングの太田選手、とっても英語が上手くなっていてビックリしました。 やはり伝えたいことがある人の言葉は強いです。 そしてとってもとっても練習を重ねたのだと思います。 スポーツ選手の頑張り続けられる努力と根性の才能はこういう所でも発揮されますね。
安倍首相も超多忙な中に駆け付けられて、直前まで一生懸命プレゼンの練習をされていたお姿に、厳しい立場に立つ方もやはり同じ人間なんだなぁと親しみを感じました。 毅然とした言葉で、世界に向けて原発の制御と安全を約束されたのですから、日本人としても良い機会だったと思います。
* * * *
<佐藤真海さんのメッセージの全文>
会長そしてIOCの委員の皆様 佐藤 真海です。
私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです。スポーツは私に人生で大切な価値を教えてくれ ました。それは、2020 年東京大会が世界に広めようと決意している価値です。
本日は、そのグローバルなビジョンについてご説明いたします。
(メンバー紹介)
招致委員会理事長、竹田恆和。
内閣総理大臣、安倍晋三。
東京都知事、猪瀬直樹。
招致委員会副理事長兼専務理事、水野正人。
招致アンバサダー、滝川クリステル。
そして、過去 2 大会での銀メダリストである太田雄貴選手です。
私自身の話に戻らせていただきたいと思います。
19 歳の時に私の人生は一変しました。私は陸上選手で、水泳もしていました。また、チアリーダーでもありました。そして、初めて足首に痛みを感じてからたった数週間のうちに、骨肉種により足を失ってしまいました。
もちろん、それは過酷なことで、絶望の淵に沈みました。でもそれは大学に戻り、陸上に取り組むまでのことでした。
私は目標を決め、それを越えることに喜びを感じ、新しい自信が生まれました。そして何より、私にとって大切なのは... 私が持っているものであって、 私が失ったものではないということを学びました。 私はアテネと北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた私は、恵まれていると感じました。
2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。しかし、2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました。6日もの間、私は自分の家族がまだ無事でいるかどうかわかりませんでした。そして家族を見つけ出したとき、自分の個人的な幸せなど、国民の深い悲しみとは比べものにもなりませんでした。
私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰り...私自身の経験を人々に話しました。食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました。私達はいっしょになってスポーツ活動を準備し て、自信を取り戻すお手伝いをしました。
そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。
新たな夢と笑顔を育む力。
希望をもたらす力。
人々を結びつける力。
200 人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地におよそ1,000回も足を運びながら50,000人以上の子どもたちをインスパイアしています。
私達が目にしたものは、かつて日本ではみられなかったオリンピックの価値が及ぼす力です。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値...卓越、友情、尊敬...が、言葉以上の大きな力をもつということです。