2012年03月28日

宮城移動キャンプ@船岡・柴田

 東日本大震災直後からレンジャースカウトを中心に「今、私たちにできること」を考え、街頭募金、物資支援(文房具など)を行って来ましたが、今度はいよいよ実際に被災地へ出かけてお手伝いができることになり、68団一同張り切って新秋津駅を出発、「青春18切符」を使っての鈍行列車の旅のスタートです!

 新秋津−17分−武蔵浦和−10分−大宮−64分−宇都宮−49分−黒磯
 黒磯−64分−郡山−47分−福島−45分−船岡 
 乗換えを含めて、新秋津−船岡は、6時間8分の長旅でしたが…

 乗換えが多かったせいか、おしゃべりが楽しかったせいか、道草リーダーは思っていたよりもずっと短く感じました。 みんなはどうだったかな?
  
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 宿泊先は、数年前、宮城県のご主人の故郷へ戻られたI リーダーのお宅です。 瓦屋根など大震災で崩れる被害に遭われたものの綺麗に補修され、広くて立派で随所に I リーダーらしい可愛らしい小物や便利グッズが見られる素敵なお住まい家ぴかぴか(新しい) お言葉に甘えて大勢で押しかけてしまいましたわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

 重い荷物を降ろして、お茶とご近所の奥様が私達の為にとわざわざ朝から作って持って来てくださった、アンコとキナコの草もちでホ〜ッと一服。 お気持ちの優しさが伝わってくるようなやわらかで美味しいお餅に感激…本当にありがとうございます。 ごちそうさまでした〜!

 未だ5ヶ月のいたずら盛り?とっても可愛い子猫の「そらちゃん」は、みんなのアイドルになりました。

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 元気を盛り返したところで、駅から見えた大きな観音様が聳える四保山・船岡城址へ登りました。 4月の下旬頃には満開の桜で埋め尽くされる山も、今は時折ヒュルル〜と冷たい北風が吹きすぎ、蔵王から飛んできたのか小雪まで混じって…春未だ遠しです。 頂上からは白石川沿いに続く一目千本桜や広がる市街、雪を抱いた蔵王と連なる山々、あの大津波が押し寄せた太平洋の水平線まで一望できます。 そうそう、途中で買った新鮮お野菜(巨大人参、つまみ菜、かき菜、小松菜、レタスなどなど)も美味しかったね〜
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 そして大河ドラマにもなった山本周五郎作「樅の木は残った」の樅の木が今も船岡城址の中腹に、風雪の冬を越え雄々しく枝を広げ、町の人々を見守るように立っていました。 そこから見下ろす白石川には未だ沢山の白鳥が北国へ帰らず残っていました。 船岡の白鳥神社とこの白鳥は何か関係があるのかな? 後で調べてみますね。
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 お散歩から戻って年長スカウトは夕飯(カレーライスとサラダ)の準備。 年少スカウトは団委員長手作りの手提げバック(布は68団OG「ロバの会」の皆さまをはじめ有志の方々のご寄付です)に皆が持ち寄った色々のストラップを付け、ブラウニーの書いたメッセージカードを袋に入れる作業。 こんな可愛いプレゼントが出来ました。

 あんまりお腹が空いていたので、折角の夕飯の写真も撮らずいただいてしまいごめんなさい。
 Oリーダーが二つのカレールーをブレンドした特製カレーライスも、I リーダー自家製「塩麹」であえた人参とモヤシのサラダも、とっても美味しゅうございました。 ごちそうさま! 

 寝袋を担いできたものの、I リーダーがご親戚からお布団を人数分集めていてくださり、あったかでふわふわのお布団に包まれて、一同幸せな眠りに付きました。 皆様の優しさに大感謝です。 さぁ、明日は5時起床して仙台市若林区にボランティアに出かけます。 よ〜く眠って英気を養いましょう…おやすみなさい眠い(睡眠)

 …と、思ったら、グラグラグラ〜っと結構長く大きな揺れがやってきて、ちょっとドキドキたらーっ(汗) 震度3程だったようで、そらちゃんも全然慌てませんでした。 慣れてるのでしょうね…ふぅ
posted by 道草 at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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