2015年01月24日

花炭作り/ガイド・ウオーク・狭山公園

去年は他の行事と重なって参加できなかったので、2年ぶりの花炭作りでした。 毎年友の会の方々が工夫されて、安全に安定して花炭を作れるようになってきていることが、以前の火の環境と比べると良く分かります。

@狭山公園や狭山丘陵で集めた木の実などを、カゴ3つにぎっしりと詰めて円筒缶に三段重ねて入れ、しっかりとフタを留める。 四角の缶にもぎっしりと詰めフタをして針金で持ち手をつけながらしっかりと縛る。 焼き上がり加減を揃える為にも、中に入れる材料はまぜこぜにせず種類別にまとめて入れること。
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A鉄パイプを組んだ台にドラム缶を縦半分にしたものを載せ、その底に鉄棒を渡してその下の空間で燃えやすい細い竹薪に火をつける。 その上に円筒缶を載せ、フタの上に重石を載せ、更に周りにも薪をくべていく。 四角缶は網の上に置く。 火の勢いを調節しながら、煙や火の様子、音などをよく観察する。
 ≪水蒸気⇒白い煙⇒青っぽい煙⇒フタのすきまから漏れ出たガスにボン!と火が付く。≫
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B焼き上がり待っている間に、特大焼きマシュマロ(ガールスカウトではサモアと呼びますね。)のおやつです。 ガールスカウトは良く知っていると思いますが、直接火にかざるとあっという間に黒こげになってしまうので、火の無い所であぶるようにじっくりと温めると、中までトロリと美味しくできますよ。 下向きにして温めるとスルッと落ちてしまうことがあるので、やや上向きにしてあぶりましょう。
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C花炭が焼き上がった後、更に冷めるのを待つ間に、湿らせた新聞紙とアルミホイルで包んだサツマイモを熾火の中に埋めて焼芋の準備です。 
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ほっかほか〜の焼芋! 美味しかったですね〜るんるん
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Dスカウト弁当のお昼と「あったか〜い」お味噌汁を戴いた後は、レンジャーさんとガイドウォークに出発です。 さぁて、何を見たかはみんなの方が良く覚えていそうなので、抜けていたら教えてくださいね。 (大勢の方が参加されていたので、リーダーは写真撮影を遠慮しました。 写真が無くてごめんなさい。)
・アカマツの松ぼっくり: 何年かかって実る? 種はどこに? 種のプロペラは何のため?
・アメリカスズカケノキ(プラタナス)の実: タンポポのように丸く集まった種、落ちてバラバラに
・コブシの冬芽: モフモフの毛の生えた皮に包まれている 爽やかないい香り
・トチノキの冬芽: ツヤツヤ・ペタペタの皮に包まれている
・コウヤボウキ: 高野山のお坊さんは集めて束ね、ホウキにしていた。
・ラクウショウの実: いい香り パズルみたいに丸く組み合わさっている
・ご当地レンジャーの撮影会?: お着替え中でした〜
・ススキの原っぱ: 種の飛んだ後の先が丸まった穂の群れが素敵にゆれてました。
          ホオジロ(茶色で目の上下に白い線、ほっぺ?は白くないよね)
・林の中: コゲラ(黒白シマシマの小さいキツツキ、ギーっと鳴く)
      ジョウビタキのオス(灰色の頭、オレンジの胸、黒い羽に白い紋、
      尾を振りヒ・ヒ・ヒと鳴いた後、良く聞くとカカカカ…と火打石のような音を立てる。)

E「ちゃんとできているかなぁ・・・??」 缶のフタを開けるまでドキドキでしたが、とても綺麗に焼き上がっていました〜!
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シダーローズ(ヒマラヤスギの実の先の部分)、どんぐりの枝つき殻斗(ぼうし)、ホオノキの実、クヌギの実

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松ぼっくり、栗のイガ

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モミジバフウの実(上)、アメリカスズカケノキの実(下)

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松ぼっくり

花炭は再燃焼の危険性があるので、当日の持ち帰りはできませんでした。 代表で団委員長が1週間後に受け取りに行ってくださいますので、シンキング・ディでみんなが集まる時に、分けましょうね。 お楽しみにハートたち(複数ハート)


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posted by 道草 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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