今年も去年と同じ鎌倉、同じお宿でフライアップ(進級)するスカウト
との思い出作り「お別れ一泊舎営」が行われました。 でも見学先は
ぜ〜んぶ違いましたよ。 今年はシニア部門の企画でした。 ご苦労さま、
楽しい旅の企画をありがとうございました

北鎌倉の駅で降り、円覚寺の入り口で思いがけず素敵な方のお出迎えを
受け、あまり観光客が立ち入らない塔頭(たっちゅう)へ案内していただく
ことができました。 これはそこから見渡した景色です。

雨に洗われた新緑とかやぶき屋根。 急に強まった日差しで温め
られたかやぶき屋根からは白いモヤが立ち上り、うずを巻いて空に吸い
込まれてゆきました。 ブラウニーの一人はこの屋根を見て、
「ピラミッド!」
と嬉しそうに指さしていました。
この後、鎌倉には何故やぐら(洞窟)墓が多いのか、盗まれてしまった
五輪塔のことなど、実際にその場を見ながらのお話をうかがいました。
すっかり五輪塔を覚えてしまい、五輪塔を見る度に
「これはあそこから盗まれたものかな?」
と言うのにはちょっとリーダーは困りました…(苦笑)

境内の縁台で、お茶と美しい春のお菓子のおもてなしを頂戴
致しました。 勿体無いお心づくしをありがとうございました。

この洋館は旧前田侯爵邸「鎌倉文学館」です。 鎌倉ゆかりの
文学者、川端康成・大佛次郎・夏目漱石・芥川龍之介・与謝野晶子・
泉鏡花らの(ゆかりの文学書は300人を越えるそうです。これらの
超有名な文学者のお名前を、みんながほとんど知らなかったという事実が
リーダーにはとてもショックでした〜

もっと本を読んでね〜

)
直筆原稿や手紙・愛用品などを収集保存、展示しています。


館内のステンドグラス バルコニー下の
小鳥のえさ?

花のお寺「光則寺」の樹齢150年?超の花海棠(かいどう)
こんなに大きな花海棠は初めてみました。

貝母(バイモ)
光則寺では、四季折々の野草と茶花の名前と場所、その盛りの時期が
ぎっしりと書き込まれた案内図を戴きました。 夏目漱石の大学時代の
友人の別荘が近くにあったので、度々漱石が訪れていたお寺なのだそうです。


鶴岡八幡宮への参道、通称「段葛」では桜が満開でした。
そして鶴岡八幡宮境内では、二組の国際結婚カップルの門出にめぐり
合いました。 ご結婚おめでとうございます!

花嫁さんの白無垢(むく)姿を見慣れない子供達は、
「あのオレンジの人がお嫁さん?」
なるほど、綺麗なかんざしもつけていてお姫様みたいですものね…
花嫁さん、ごめんなさいね。 とてもお綺麗でしたよ^^